教習項目9【安全の確認と合図、警音器の使用】
第1段階
1 安全確認の方法
1 合図と安全の再確認
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車の乗り降りや発進にあたっての安全確認
① 車には運転席から見えない部分(死角)があるので、車に乗る前には、車の前後左右に人がいないか、車の下にこどもがいないかを確かめる。
② 車を発進するときは、周囲の安全を確認してから、方向指示器などによって合図をし、もう一度自分の目やバックミラーなどで前後左右の安全を確かめる。
2 走行中の安全確認
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運転中は、前方だけでなく側方や後方に対しても十分に安全を確認をする。
2 合図を行う場合と方法
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① 右左折、進路変更、転回、後退などをしようとするときは、あらかじめバックミラーなどで安全を確かめてから合図をし、その行為が終わるまで合図を継続しなければならない。
② 合図の途中で方向指示器が戻ってしまったときは、もう一度方向指示器を作動させ合図をしなければならない。
●合図を行う場合の時期と方法
【30m手前】・・・左折、右折、転回をするとき
【約3秒前】・・・左方や右方へ進路変更を変えようとするとき
【そのとき】・・・徐行、停止、後退をしようとするとき
4 警音器を使用する場合
車の運転者は、次の場合は、警音器を鳴らさなければならない。
① 「警笛鳴らせ」の標識がある場所を通るとき
② 「警笛区間」の標識がある区間内で、つぎの場所を通るとき
・見通しのきかない交差点
・見通しのきかない道路の曲がり角
・見通しのきかない上り坂の頂上
※見通しがきく上記の場合は、警音器を鳴らしてはいけない。